安全を確かめてから動く

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、”安全を確かめてから動く”です。

 

 事故防止の基本の一つは、今回のテーマとしました安全を確かめてから動くということです。

 

 もう少し具体的にすると以下の5段階に分かれると考えます。

①周囲を広く見て、これから行う操作について必要な情報を収集する

②得た情報に基づいて操作に移って良いか判断する

③行動を起こしても危険はないと判断した場合、一呼吸置いてゆっくりと操作に移る

④操作が完了するまで、危険に遭遇しないか確認を継続する

⑤上記の段階を客観的に行っているかを自己管理する

 

 実際の運転は、道路環境が流動的に変化しその対応に追われるときがあります。

 

 そのため道路状況が複雑となり、収集するべき情報量が増え過ぎたり、対応が間に合わなくなる可能性があります。またその逆に少なすぎる場合は単調となり過ぎて対応したつもりになってしまう場合もあります。

 

 ですので安全を確かめてから動くという事故防止にとって当たり前と思われることですら、いざ実践となると上記の手順を間違えたり、省略して飛ばしたり、確実性が不足し自己満足でやったつもりとなったり等のミスを自覚のないまま繰り返してしまう可能性があります。

 

 安全を確かめてから動くということは、簡単なようで本当は難しいと考えます。何か危険を見落としているかも知れないと考えて慎重に確認、操作をする位が丁度良いと考えます。

 

                                          (平野 勝寛)

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