死傷事故に実刑判決

 こんにちは、野村です。

 

 1月27日に大阪地裁で自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の判決がありました。罪に問われていたのは90歳の被告です。

 

 2021年の11月、アクセルとブレーキを踏み間違えてスーパー敷地内に進入し、歩いていた1名を死亡、被告の妻ともう1名に重傷を負わせたものです。

 

 裁判官は禁錮3年(求刑禁固5年)の実刑を言い渡し、「かなりの高齢のため、機敏で的確な判断、動作が容易でなかったことを考慮しても過失の程度は相当大きい」と述べ、執行猶予付きの判決を求めた弁護側の主張を退けました。

 

 報道によりますと車道にエンジンをかけたまま車をとめていた。戻ってきた妻の荷物を積もうとサイドブレーキをきちんとかけずに車をおりた。動き始めた車に乗り込んで誤ってアクセルを踏み込んだとのことです。

 

 このケースを含め、交通事故は誰でも起こす可能性があります。

 

 年齢に関わりません。運転経験の豊富な方も不慣れた方も起こしています。不慣れな場所でも慣れた場所でも、慣れた車でも初めての車でも起こします。

 

 自分は事故を起こすはずがない、などと考えないようにしましょう。不幸な事故を起こさないため安全確保を心がけるようお願いします。

 

                                           (野村幸一)

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