こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”ベテランプロドライバーの運転方法”です。
先日、プロドライバー歴約30年という方の研修を担当させて頂きました。
企業様のトップ専属の運転士としてハンドルを握られ、安全、安心、快適な移動を提供されています。
企業のトップをお乗せして、色々な方面や場所へ向かいます。取引先への訪問や、移動しながら車内での商談、会議もあります。運転だけでなく、守秘義務が求められます。
会社の代表としての身だしなみ、言葉遣いも必要です。同乗されたお客様との適度なコミュニケーションの取り方、質問への対応、立ち居振る舞いや誠実さも求められます。
この業務を約30年、事故・違反なくこなされた方です。
研修の趣旨は、事故防止の基本を再確認して頂くとともに、知らない間に身に付いているかも知れない、事故防止上の好ましくない癖の抽出と矯正を図ることにあります。
研修により、抽出された問題点は若干ありましたが、大きな事故に直結する可能性は低くプロドライバーのとして安全性にすぐれた運転をされていました。
今後も現在の運転方法を維持して頂くことを目標とすることをお勧めしました。
業務で実践されている運転方法（注意点）をご紹介します。
・絶対に無理をしない（迷ったらやめる、止まる）
・十分に車間距離を開ける
・他車（者）に接近しない（離れる）
・相手のミスを想定して逃げる空間を確保、準備しておく
上記についてご本に様は、最近はようやく人を安全にお乗せすることでできるようになってきたが、それでも運転が下手と考えているから今後も実践するとご説明されました。
（平野 勝寛）