昔のものの良さ

 こんにちは、高林です。

 

 最近、凝っていることがありまして、動くか動かないかわからない電化製品を買ってきては直すということをしています。

 

 買ってくるものは補償もなにもありません。動いたらラッキーで、動かなければ粗大ごみになります。

 

 ですから、動かなかったときは、自力で修理ようとするのですが、素人がやることですから、そんなに難しいことはできません。

 

 ただ直すことに挑戦して、動いたときはうれしいです。また何かを直そうという原動力になります。 

 

 先日、家族がVHSのビデオテープを買ってきました。内容はある劇団のショーで、ちょっと古いものです。

 

 ショーを見たいということで買ってきたようですが、我が家にはVHSビデオデッキはありません。以前は持っていたのですが、今は違う録画媒体があるので使うことがなく、捨ててしまいました。

 

 たった1本のビデオのために、ビデオデッキを買おうとすると高額になります。また現在では、新品はほとんど出回っていません。

 

 そこで、ビデオデッキのジャンク品を値段と故障状況に合うものを探して、かなり安価なものを買ってきました。

 

 電源は入りましたが、その後がうまく動作しません。デッキの筐体を開けて、いろいろと修繕し掃除しました。するとうまく動作し、無事にビデオテープを見ることができました。

 

 久しぶりにビデオデッキの画像を見て、今では比較にならないぐらい粗い画像でした。ですが、その画質に懐かしさありました。

 

 また、当たり前ですが、テープを見終わると次のために巻き戻しの作業をしてやる必要があります。面倒ですが、何となく楽しいです。ビデオデッキも日本語表示で、家の者も「やっぱり使いやすいなあ」と感心していました。

 

 新しい技術も必要で素晴らしですが、以前のものを使うとその素晴らしさが引き立つ感じがします。ただ、昔、使用していたものの良さも思い出しました。

 

 機械好きの私自身の感想かもしれませんが、それぞれの年代のものを使用してみて、それぞれの良さを確認することは必要だと感じました。

 

 これからも物を大切にすることにつながりますので、忘れ去られている機械を買って、修繕し大切に使っていきたいと思います。

 

(高林一夫)

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