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こんにちは、野村です。
新聞報道によりますと、道路交通法改正案が固まったとありました。
高齢運転者の交通事故対策のあり方を検討してきた警察庁の有識者会議が報告書をまとめました。
この改正案では高齢ドライバーの「実車試験」が行われることとなります。
運転の危険性を調べる「運転技能検査(実車試験)」です。一定の違反・事故歴のある75歳以上のドライバーを対象に基準に達しなければ免許更新を認めないものです。
警察庁は、実技試験の対象者について、改正案は75歳以上で「道路における交通の危険を生じさせるおそれがある者」と定めました。
具体的には、過去3年間に速度超過や信号無視などの11類型の違反をした人を対象にしていいます。この11類型には、逆走や横断や転回などの禁止違反、踏切の直前で停止しない、携帯電話使用などもあります。
試験は普通免許の更新期限の6か月前から何度でも受験可能です。会場は各都道府県警の運転免許試験場や自動車教習所となる見込みです。
そして結果が基準に達しなければ免許は更新できません。警察庁は改正案を通常国会に提出し、2022年度に施行する方針です。
(野村幸一)