自賠責保険の値下げ

 こんにちは、野村です。

 
 自賠責保険(自動車損害賠償保険)の保険料を4月1日から引き下げることが、22日の金融庁の審議会で決まりました。

 

 保険料の値下げは3年ぶりです。自動ブレーキ搭載車が増えるなどして事故が減って保険金支払いが減っているのが理由だそうです。

 

 この決定を受けて、乗用車が現在の25,830円、軽自動車が25,070円から、4,000円程度安くなります。

 

 自賠責保険は、自動車やバイクを持っている人に加入が義務づけられています。

 

 もし加入していないと1年以下の懲役または50万円以下の罰金、および運転免許の停止処分などが課せられます。ちなみに、自賠責保険は被害者の身体的損害のみが補償対象です。

  

 一方で任意保険については、消費増税による修理代の上昇を反映し今年1月に平均3%引き上げられています。

 

 これは治療を伴うなどの重大な事故は減っているものの車体を物にぶつけたり、車同士のケガを伴わない事故は減っていないということなのでしょうか。

 

 事故はあくまで運転行動の結果です。結果の大小はコントロールできません。結果に違いがあっても、事故に至った原因は同じだと厳しく考えることが大切です。

 

 どんな事故も起こさないと強く思って運転をするようお願いします。

                                           (野村幸一)

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