高齢者ドライバーの実車試験の実施状況

 こんにちは、野村です。

 

 先日、3月1日に大阪市で高齢ドライバーが逆走したのちに歩道を走行し死亡事故を起こす事故が発生しました。

 

 高齢ドライバーの交通事故対策として昨年道路交通法が改正され、運転技能検査(実車試験)が導入されました。

 

 運転技能検査(実車試験)の実施状況を警察庁がまとめました。

 

 新聞報道によりますと、全国で運転技能検査(実車試験)を受けたのは、施行された2022年5月13日から12月末までの約7ヵ月半に延べ7万7083人。うち合格者は6万9041人(89.6%)で、1割超が不合格でした。

 

 実車試験の合格率を都道府県別にみると、最も合格率の高い県は96.9%、低い県が72.1%とのことです。

 

 運転技能検査(実車試験)は、一定の違反をした75歳以上を対象にしたものです。一定の違反とは、信号無視、逆走、速度超過など13項目です。

 

 検査は自動車教習所などのコースを走って課題を行ない、100点満点からの減点方式で行います。1種免許では70点以上が合格です。

 

                                           (野村幸一)

                >> スタッフブログ一覧へ