高齢ドライバーの逆走事故

 こんにちは、野村です。

 

 3月1日午後2時50分ごろ、大阪市で車が病院の生垣に衝突して停車しました。運転をしていたのは71歳の高齢ドライバーです。

 

 車は片側2車線の交差点に進入後に対向車線を逆走。その後、歩道に乗り上げて走行を続け病院に衝突しています。

 

 防犯カメラの映像などでは、対向車線を逆走中もハンドル操作や減速をしていません。また事故現場までブレーキ痕はありません。

 

 事故を見ていた方がTVインタビューで、「車は衝突して生垣に乗り上げたあともアクセルを踏み続けていた。」と言っていました。

 

 自動車運転死傷処罰違反(過失運転致死)容疑で現行犯逮捕された容疑者は、「くしゃみをした瞬間、一瞬気が遠くなり、その後はどのように事故になったかがわからない」と供述しています。

 

 慶応大学の川田名誉教授は、「くしゃみで動脈が拡張し血圧が下がる。脳に血液が十分いかなくなる。ほんの数秒失神発作を起こすと言われている。意識がなくなった可能性はある。」とのことです。

 

 警察では容疑者の健康状態なども調べています。

                                           (野村幸一)

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