運転の改善は必要です

 こんにちは、平野です。

 

 業務上に伴う運転は、当然ですが、事故や違反なく、運転することが求められます。

 

 しかし、残念ながら事故をゼロにすることは難しく、多くの企業様では、事故対策が必要となっています。

 

 そのため、弊社では色々な企業様から、事故情報を頂戴し、再発防止研修を含め、効果的な対策や予防安全の計画を提案させて頂き、未然に事故を防止する安全な風土づくりのお手伝いをさせて頂いております。

 

 その一環として、事故を起こされた方や上司様と面談し、再発防止について、効果的な方法の提案や、実践への動機付けをさせて頂くことがあります。

 

 事故の原因は、業務の多忙や、運転や道路に対する慣れ・油断、業務内容を考えていて、感情や心理の影響等、多種多様にあります。加えて、色々な要因・環境も重なるため、特定することは、本当に難しいと考えます。

 

 しかし、結果論として、厳しい言い方になってしまいますが、事故が起きたということは、やや自分都合の勝手解釈のだろう運転に陥ったり、事故防止に対する認識がやや甘かったりする傾向があったと言わざるを得ない又は、思われても仕方がないと考えます。つまり、何等かの改善が必要であると言えます。

 

 再発防止を実践するには、この点を具体的に自覚することが大切です。自分の取った行動を冷静に把握し、必要に応じて修正することが求められます。しかし、私自身も含め、普段の行動を改善することは、本当に難しいことです。

 

 行動を改善するには、自分の取りがちな行動パターンを把握しておき、あるべき運転の姿と運転を比較し、修正する方法をお勧めします。また、運転に限らず、普段の些細な行動を振り帰り、必要に応じて、新しい行動に変更することで、行動を改善することへの自信を得ることが大切です。

 

 改善は必要ないと考え、安易で楽な運転で同じ失敗を繰り返すか、しんどいが改善を課題として、努力する運転の両者のどちらを選択するかが大切です。

 

 そのためには、事故や失敗から学ぶ態度を持つことが必要です。弊社の事故再発防止研修は、このような考えに基づき、実施させて頂いております。

 

 単に運転行動を改善することにとどまらず、行動の背景を浮き彫りに自覚して頂くことで、自主的な改善意欲を高めて頂き、適切な意図に基づいた安全行動を身に付けて頂くことを主眼に実施させて頂いております。

                                          (平野 勝寛)

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