良い運転について

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、良い運転についてです。

 

 良い運転とはどのような運転とお考えでしょうか?

 

 免許証を取り立てで、運転経験を積み上げていく必要がある方。プロドライバー、業務の移動手段として車を利用する方。

 

 運転との関わり方や目的、経験、走行する道路環境や条件等により、それぞれに求められる運転に違いがあります。

 

 またその違いから、ドライバー個人が考える良い運転にも違いが生まれます。

 

 良い運転とは、日々の中で時間をかけながら自然と作られ、それぞれのドライバーによる多種多様な解釈があります。

 

 ある研修で、手際のよい状況判断と操作を良い運転と考えておられる方がいました。要領よくキビキビと操作をされていました。しかし、路上走行を無事終え、最後に車庫入れをして頂く際、真後ろのポールに接触しました。駐車スペースの確認をしなかったので、ポールの存在を見落としていたのです。

 

 その方が考える良い運転とは、動作が早いだけで、確認の少ない運転のようです。何が問題で、今後はどのような運転に改善する必要があるかについてアドバイスし、そのことで運転を改善して頂きました。

 

 事故なく運転をするためには、適切に運転しているかを自分自身に問いかけたり、何のために運転をするのか、どのような運転をするべきかを振り返り、必要に応じて修正することが大切です。

 

 少なくとも、個人の損得や、感情、欲求などを持ち込んだ運転は避けるべきだと考えます。

                                          (平野 勝寛)

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