雑草から教わったこと

 こんにちは、平野です。ゴールデンウィークは、いかがお過ごしだったでしょうか?

 私は、ゴールデンウィークを利用して、普段から気になりながら、なかなか取り掛かれず、放ったらかしにしておいたいくつかのことを解決しようと、重い腰を上げることにしました。

 そのうちの一つが自宅の雑草抜きです。もう少し、早目に抜いておけば、こんなに大きくならず、楽に抜くことができたのにと無駄な後悔をしました。

 自宅の雑草は、陽の当たらない場所やコンクリートの割れ目に生えています。僅かなスペースの中で、少しでも陽が当たるように、茎を伸ばして上に伸びるものもあれば、その反対に地面を這うように、葉を横に広げるものもあり、色々な雑草がひしめきあっていました。厳しい条件の中で、精一杯生きてやろうと努力しているように思えました。

 雑草ですので成長しても、誰も喜ぶどころか、ああ~また伸びてきた、見栄えが悪くなると嫌がられます。それでも、愚痴も言わず、人目も気にせず、努力を続けているようにも思えました。また、それをさせる自然の力は、凄いと思いました。

 一方、花はその逆で、大事に育てられ、人から注目を浴び、「綺麗だ」と感動して貰えます。
 メッセージや花言葉を添えたプレゼントや、お祝いやイベントの場では、必ずといっていいほど花が飾られます。同じ植物でも、扱いが全く違います。

 弊社の安全運転研修は、個々の企業様からご要望をお伺いし、研修内容をご提案させて頂いております。厳しい条件を頂くこともあるのですが、雑草に見習い、諦めずに最も効果のある内容ご実施させて頂き安全の花を咲かせていきたいと思いました。

 

 当たり前のことですが、改めて、大切な事を雑草から教わりました。

(平野 勝寛)

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