クラクションの使い方について

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、”クラクションの使い方”についてです。

 

 皆さんは、クラクションをどのように利用されているでしょうか。

 

 対向車が進路を譲ってくれたお礼に、青信号に気付かず、発進する気配のない前車への軽いサイン、友達との別れ際にバイバイのあいさつ代わり等、色々な使い方を目にします。

 

 しかし、上記のクラクションの使い方は、全て違反となります。クラクションの使い方は、道路交通法で定められています。標識でクラクションを鳴らさなければならない場所や区間が指示されています。

 

 ドライバーは、クラクションを鳴らす義務があります。その義務を怠った場合は違反となります。もう1つは、危険に遭遇し、事故や危険を避けるためにやむを得ない場合です。また、上記以外でのクラクションの使用は、禁止されています。

 

 道路交通法は、危険を避けるため以外の目的での使用つまり、他のドライバーへの意志表示や、ドライバー間のコミュニケーションの手段としての利用を制限しています。そのため道路交通法では、クラクションではなく、警音器と言います。

 

 本来の使い方を踏まえ使用することが大切です。クラクションの鳴らし方次第では、相手ドライバーへの威嚇、恐怖心、不安感を与えてしまう可能性があります。過去には、クラクションがきっかけでトラブルや殺人事件が発生しています。

 

 殆どのドライバーの方のマナーは向上し、不要で悪質なクラクションの使い方は見なくなりました。しかしゼロではありません。不適切なクラクションにより不快な気分に追い込まれる場合があるかも知れません。

 

 そのような時や場合は、関わりあうことを避け、できるだけ早く進路をゆずりやり過ごしましょう。

 

                                          (平野 勝寛)

                                     >> スタッフブログ一覧へ