間違いを指摘されるということ

 野村です。

 以前、運転適性テストの『適性』を『適正』と交通心理学の研究者への書類に書いて、「違いますね」と、冷たくいわれたことがあります。
 それまで、意味の違いは知っていましたが、適当に使っていました(正直にいいます)。

 ちなみに、『適性』とは性格や性質がその物事に適していること。『適正』とは、適当で正しいことですから、意味はまったく違います。
 ですから、『適性テスト』とは、職業など特定の活動にどれほど適した素質をもっているかを判定するためのテストとなります。

 その間違いから、何日もたたないうちに、お客様への提案書に、『シミュレーション』を『シュミレーション』と書き、「違うだろ!」とお叱りを受けました。

 でも、指摘された直後は、これまた正直にいうと、「どちらでもいいじゃないか」と思っていました。

 しかし、これは(こう考えるのは)大間違いです。単なる書き間違いではないのです。プロとしての専門知識の少なさや自覚の低さをさらけだしているのです。そのことに気づいて、思わず赤面してしまいました。

 指摘されるのは、嫌なものですが、それが本質をついているものであるなら、有難く貴重なアドバイスです。変化のためのプレゼントです。

 今後も、お客様から貴重なご指摘を頂戴しながら、改善の努力をしてまいります。

(野村幸一)

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