
こんにちは、野村です。
7/20は参議員の投票日です。そして米国との関税交渉が続いています。
交渉を任せられている赤澤経済再生担当大臣は、何度も米国へ行き、精力的に調整を続けています。
関税交渉を巡り石破首相は街頭演説で、「なめられてたまるか」と発言しました。
発言の意図は、「(米国に)多く頼っているのだから、言うことを聞けということだとすれば、侮ってもらっては困るということ。」と説明しました。
TOPが言ってはいけない言葉の中のひとつに、「なめられているのでは」があるそうです。ただしこれは相手にではなく従業員への言葉です。「業者になめられている」「部下になめられている」などです。
言われた従業員はモチベーションを無くします。TOPがそのような言葉をはくのは、無意識に自分が上だと思っているからです。あからさまな上下の関係では信頼は生まれないのは当然で、それは研修でも同じです。
タフな交渉を続けている赤澤大臣へ、石破首相が「君がなめられているのではないだろうな。」などとは決して言わないと思います。
さて今回の選挙、投票率はどのようなものになるのでしょうか。
(野村幸一)