
こんにちは、野村です。
外国の運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるためには、試験等で運転に必要な知識や技能を確認することとなっており、これを「外免切り替え」制度といいます。
この制度について、3月3日に国家公安委員長は「制度の在り方について、制度と運用の両面から検討を進める」と国会で答弁していました。
また、5月22日に警察庁長官は定例会見で制度を改正する方針を明らかにしました。
観光のために短期滞在する外国人が申請できないように住民票の写しを求めるほか、交通ルールの理解度の確認を厳格化するため試験の問題数を増やすことを検討します。
同制度には知識確認と技能確認があります。知識確認は10問で2択形式で7問正解すれば通過できます。これについては、問題が簡単すぎるとの指摘があります。
居住地については、ホテルや知人宅などの一時滞在先でも住居地として認められています。
(野村幸一)