火渡り

 こんにちは、野村です。

 

 近所の護摩壇祈願祭に参拝しました。コロナで3年振りの祈願祭です。

 

 護摩木とお米を火にくべました。有り難い気持ちになります。

 

 ただこんな行事のときに列に横入りをする人がいました。子どもをつれた男性が必死に割り込むのを見て、驚きそして不思議でした。

 

 炎の上を山伏姿の僧侶の豪快な「火渡り」も執り行われ、そのあと僧侶の説法がありました。このような内容でした。

 

 今日皆さんはお不動さんのパワーを沢山いただきました。車にたとえるならガソリンが満タンの状態です。

 

 しかしガソリンは毎日の生活で少しづつ減っていきます。減らす原因は「欲」です。美味しいものを食べたいとか、お金がもっと欲しいなどの欲望です。それを減らすのを防ぐのは「感謝」です。

 

 「おかげさまです」と思いましょう。「ありがとう」と言いましょう。他人のことを考えましょう。

 

 そんな説法を聞いていると、隣の人がワタシの顔の前に大きなカメラを入れてきて僧侶の写真を撮り始めました。

 

 僧侶の有り難い話でもお不動さんでも、「もっともっと」とか「自分さえよければいい」という欲の炎は消せないのかなと不謹慎なことを思っていました。自分事として気をつけないといけないですね。

 

                                           (野村幸一)

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