こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”コメンタリードライビングのすすめ”です。
コメンタリードライビングとは、運転中に行う確認、判断、操作等を声に出しながら運転を続けるという方法です。
発声運転や呼称運転ともいいます。時々電車の運転士さんが実践されているのを見ます。
弊社の研修では、受講者の方の技能レベル、運転状況、改善すべき課題等に応じ、コメンタリードライビングの内容、方法をアレンジして実施することで効果を出しています。
殆どの方は、コメンタリードライビングを開始するとすぐにその効果を実感されます。
やればやるほど安全確認が増え判断が慎重となります。操作も丁寧となります。インストラクターが説明するまでもなく、ご自身で安全度が大幅に向上したことを実感することができます。
先日の研修では受講者の方が、「こんなに確認すべき箇所が多いとは思わなかった（気付いた）。」、「声に出すことで、自分に確認を言い聞かせることができる。」と実感されていました。
受講者の方の課題や改善するべき運転に焦点に合わせた内容、進め方にアレンジして行います。そのため感想は十人十色となりますが、運転の改善、事故防止、安全運転の習得に効果を期待することができます。
（平野 勝寛）