事故の教訓を活かす

 こんにちは、野村です。

 

 安倍元総理の国葬が終わりました。

 

 この銃撃事件では警察庁長官と県警本部長が辞職しました。警備の不備への引責辞任です。

 

 事件直後、元警察官で要人警護の経験のある方がTVや新聞インタビューに答えていました。ただ身内の不備により生じた事件のためか言葉を選んでいる様子でしたが。

 

 それでも、「過去に問題がなかったので油断が生じたのでは」「危機感が不足していたのでは」とコメントされていました。

 

 今回の事件で発表された報告書では、警備の問題点と再発防止策について、現場での問題と計画の問題の両面から分析しまとめています。

 

 交通事故を含め、事故や事件では共通することが多くあります。

 

 無事故が続くと、今まで大丈夫だったからと、現場(ドライバー)も計画(管理側)も油断が生じる、事故分析には現場と管理側の両面からの分析が必要、事故が甚大であればトップが責任をとる、などです。

 

 不幸な事故を防ぐため、我々はその教訓を活かす努力が必要だと思います。

 

                                           (野村幸一)

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