吉野家 いまだに

 こんにちは、野村です。

 

 禁煙に成功した人が喫煙している人に言います。「いまだにタバコを吸ってるの?」とエラそうに。

 

 嗜好のことだから喫煙場所さえ気を遣えばよい事なのに、言ってる人は自分の行動や思考が正しいと思っています。

 

 さて、吉野家の常務取締役の社会人向けの授業での発言は大きな批判を浴びました。

 

 色々な意見を聞きました。インタビューで若い女性たちは、「ありえない!」と憤っています。

 

 あるコメンテーターは、「自分で面白いことを言っていると軽い気持で言ったのだろう。授業に自信もあり受講者へユーモアのつもりだったのではないか。しかし品がない。」と。

 

 「顧客だけでなく吉野家で働く人へも失礼で自社製品への愛情も感じられない。あるのは自己承認欲求だけだ。」という意見もありました。

 

 ある記事では、「女性は」とか「田舎とは」このようなものだという、「決めつけ」「先入観」「固定観念」によるものだと批判していました。

 

 もっと厳しい人は、「多分この方も今まで社内で人権教育のセミナー等を受けてきたはず。しかしそれを素直に取り入れず根っこが変わっていなかったのだろう。」と言っていました。

 

 ワタシもこれらと同意見です。加えてこの常務に頭の固さを感じました。人権やジェンダーに対する意識の低さは、「いまだにそんなことを言っているの。」と。 (このいまだにの使い方は合っていますよね?)

 

                                           (野村幸一)

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