ドアを開ける時の注意

 こんにちは、高林です。

 

 事故分析のために、いろいろな事故データをみる機会があります。

 

 そんな中で、最近目についた事故があり、駐車場でドアを開ける時の接触事故です。

 

 目的地の駐車場に到着し、車と車の間へ駐車が完了し、ドアを開ける時に発生しているものでした。

 

 ドライバーが降車するためにドアを開けた時に、突風によって開けすぎてしまい隣の車に接触するというものです。

 

 ある意味では、気の毒な事故という方がいるかも知れませんが、他車を傷つけてしまうので良くはありません。

 

 ドアを開ける時に、突風があることを考えて対応するといっても難しいような気がします。

 

 ただ、ドアを開ける時に、ドアのどの部分を持っているでしょうか?位置で見直してみるのも良いかと思います。

 

 案外、ドアを開けるためにドアレバーに指をかけ、そのままの状態でドアを開けたりしていないでしょうか。

 

 ドアレバーでドアが少し開いたなら、その次は、ドアのひじ掛けにある取っ手の部分をしっかりと持つことですね。

 

 可能有れば、降車する前に、風の状態などに注意を向けることは大切ですが、急いでいるときや、考え事をしているときなどは見落とします。

 

 普段から、ドアを開ける時は、ドアの持ち方に注意することも大切です。不用意な事故を1件でも減らすために、普段から些細な点に注意を向けることが大切と思います。

 

(高林一夫)

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