こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”わかっちゃいるけどやめらない”です。
唐突ですが「スーダラ節」という曲をご存知でしょうか?
今は亡きハナ肇とクレージーキャッツというコミックバンドの大ヒット曲です。1961年に発売されました。
CMソングに使われたり、映画化されたりしました。現在もカラオケで楽しくノリノリで歌える名曲です。作詞は青島幸男です。
メンバーの植木等はこの曲を歌うにあたり「わかっちゃいるけどやめられない」という歌詞が気になり躊躇したそうです。
しかし僧侶である父から、「この歌詞は人間の矛盾をついた真理で、親鸞の教えに通じる。」「必ずヒットする」と励まされたそうです。
運転は多くの情報との関わり合の中で行います。安全運転の方法をわかっていても、その時の環境、立場、制約、感情等、多くの影響を受け、「わかっちゃいるけどやめられない」運転になる可能性はあるかも知れません。
だからこそ、研修でその原因や要因を自覚し、改善するための行動目標を自己決定して頂くことが必要です。加えて、社内での指導、支援体制も大切と考えます。
「わかっちゃいるけどやめられない」をどうするかは本当に難しいことですが、あるべき姿を想像し努力することを楽しみ、指導、支援に感謝すること態度が大切だと考えます。
(平野 勝寛)