行き違いの寄りすぎに注意

 こんにちは、高林です。

 

 自宅付近を運転しているときの出来事です。やはり住宅地というのは、道路がそれほど広くなく、場所によっては、行き違いが大変です。そんな場所を走行しているときでした。

 

 狭い道路を走行していると、前方で車いすの方がいました。その後ろから車が接近して来ました。

 

 行き違いするにもやっとの場所で、私は広い場所を選んでかなり手前で停止して、その接近して来た車を待とうとしました。

 

 すると、対向車も車いすの方いたからでしょうか。その車も先の方で止まってしまい、私の接近を待ちました。狭い場所でよくあることだと思います。

 

 私は動かずに待とうとしたのですが、相手車は初心者マークをつけていて動く様子がありませんでした。それで、私の方から接近しました。

 

 かなり狭い場所での行き違いになりました。ドアミラー同士が接触しそうにもなりました。途中でドアミラーをたたんで通りました。

 

 それで左側には壁があり、そこへ目一杯寄せて通ろうとしました。すると同乗していた家族が「危ない」と言いました。

 

 すぐに車を止めましたが、私の感覚では壁に寄せて、まだ接触しないと考えていました。「何で?」と思たのですが、横に乗っていた家族が言うには、排水パイプとタイヤが当たりそうだったとのことです。

 

 実は壁から少し出ている排水パイプを見落としていたのです。後でみると薄らとタイヤに筋が入っていたので少しだけ触れていたかもしれません。

 

 車を寄せようすると、当たり前ですが、大きなもの、目立つものを目安にして車体感覚を取ろうとします。ですが、ちょっとした突起物(今回は排水パイプ)をしっかり見ておかないといけません。

 

 言い訳になるかも知れませんが、排水パイプは5cmぐらいの小さいもので、見落としてしまったと反省しています。

 

 ただ、非常に遅い速度で動いていたので、大きな問題には至りませんでした。運転研修では、接触の危険性の高い場所は、必ず微速を維持することが基本であるとよくお伝えしています。

 

 基本は大事だと改めて実感しました。ちなみに、あとは何とか行き違いも安全委対応できました。行き違い時は見落としたり、寄りすぎたりするので、常に微速を維持して対応してほしいです。

(高林一夫)

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