鋭角横断歩道

 こんにちは、高林です。

 

 毎日のように新聞やテレビで交通事故がニュースとして多く取り上げられています。なかなか事故は減らないものだと感じています。

 

 そこで、弊社SSD研究所はいろいろな施策をして事故ゼロを目指していますが、本当に難しいと実感しています。

 

 また、多くの企業でも安全活動を熱心に取り組んで事故防止をはかっておられます。当たり前ですが、警察の方も真剣に取り組んでおられると思います。

 

 先日、ある記事で愛知県警が横断歩道の白いペイントを道路に対して垂直に描くのではなく、少し斜めに描いて効果が上がったと話題になっていました。

 

 ちなみにその斜めの角度は、記事によると役12度と決まっているようです。それは、設置角度を色々と試し、その結果の事故を検証したところこの角度になったようです。

 

 横断歩道上での歩行者と車の接触事故は多く発生しています。特に、右左折してきた車から見落とされて事故に至っているケースが目立っています。

 

 なお、鋭角横断歩道にしたことにより、ある交差点では、1年間の事故件数が17件であったのが、8件と約半数になった結果が出たとのことです。

 

 交通社会は、人、車、環境の組み合わせで成り立っています。各方面から事故防止のアプローチをすることはとても大切だと思います。

 

 このように「環境」として横断歩道のペイントで少しの改善が図れたなら、全国的に広げて欲しいです。

 

 現在、「車」は安全装置が装備され、自動化もされつつあります、あとは「人」に対しどのようにアプローチするかが重要です。

 

 SSD研究所では、難しいけれどこれらの課題に取り組み、今以上に成果を上げていきたいと思います。

 

(高林一夫)

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