チェンジレバーの位置は目で確かめましょう

 こんにちは、野村です。

 

 教習所が新規免許取得の方で一番込み合うのは2月、3月です。

 

 晴れて免許を取得された方は、新しい免許で友人たちとお花見に行かれるのでしょうか。

 

 教習所で初めてクルマを動かしたとき、MT(マニュアル)車のチェンジレバーを目で見ながら動かす方が多いものです。

 

 でも少し慣れると位置を覚えて、手元を見なくてもMT車の変速ができるようになります。このことはいいのですが、AT車で手元を見ずにチェンジレバーを動かすと危険な場面があります。

 

 これはワタシの失敗談です。

 

 あるとき友人のクルマ(AT車)でお花見に行きました。帰りにワタシは運転を交代しました。そして高速料金所近くで、信号待ちで後ろの席のカバンから財布をとろうとしました。クルマが動いてはいけないのでギヤをパーキングに入れて。

 

 信号が青になったので急いでギヤを変え、ブレーキからアクセルへ足を踏みかえました。するとクルマがぐっとバックしました。反射的にブレーキを踏むことができたこと、後続車がいなかったことで幸い事故には至りませんでした。

 

 原因はギヤ間違いです。P(パーキングギヤ)からD(ドライブギヤ)に入れたつもりがR(バックギヤ)へ入っていたのです。ギヤの位置を目で確かめていませんでした。

 

 このようは間違いは駐車場などで起きています。AT車で発進のときやバックの際の変速の際は、チェンジレバー(ギヤー)の位置を目で見て確実に動かしましょう。

 

                                           (野村幸一)

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