ゴーンショック

 こんにちは、野村です。

 

 「日産リバイバルプラン」でV字回復をはたしたゴーン氏。報道で容疑者となったことに驚きと怒りを覚えました。

 

 2万人以上の人員削減をするなど改革をして結果を出し、経営手腕をたたえられていたこともあったのに。

 

 逮捕の理由が、役員報酬を少なく記載したという有価証券報告書の虚偽記載、住宅購入費などの投資資金の私的流用、家族旅行などの経費の不正支出。

 

 セコくてみみっちいです。なんだかみっともないですね。社員には犠牲を払うことを求め、自分だけが利を得ようとするなんて。

 

 会社資金の使用の大きな選択権(自由度の大きさ)があるからこそ、それに対して不正をしない責任がある、と私は思います。

 
 大きな自由には大きな責任がある、それが道理のはずです。

 

 弊社ではときどき安全講習会を学生の方に行う機会があります。その中で、歩行者の自由とクルマやバイクの自由には違いがある。だからこそ、安全に配慮し、ルールを守るより大きな責任を伴うと話します。

 

 マジメで青臭いことですが、本気でそう考えています。(伝えるのは中々難しいですが。)

 

 大人が社会人が立場の上の人が、襟を正し、子どもたちや年下の方の見本にならなければいけない、報道を見てガッカリしながらそう思いました。

                                           (野村幸一)

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