平成30年度 事業主・運行管理者事故防止セミナーを実施

  SSD研究所は、近畿交通共済協同組合様よりご依頼を受け[平成30年度「事業主・運行管理者」事故防止セミナー]において講演を実施しました。

 

  このセミナーは近畿エリア(兵庫県を除く)各府県で開かれており、事業主の方や運行管理者を対象とし、事故防止に必要な知識や対策について、各方面から講師を招いて開催されています。

 セミナーの開催時間は約90分で、実施内容は以下の通りです。

●研修の目的

  1. 研修を実施する背景
  2. 交通事故と企業の責任

 

●管理職としての役割の理解

  1. 安全風土の形成
  2. 本質的な役割
  3. 2つのアプローチ
  4. 予防対策・再発防止対策

企業ドライバーの心得と事故防止への備え

 講演の前半では、昨今の企業ドライバーの状況や他業種での取り組みを紹介しました。

 

 また、ひとたび事故が起きてしまうと業務取り消しなどの行政処分を受けたり刑事責任に問われる可能性があることや、事故により社会的な信用を失墜させてしまい、会社の存続にかかわることを併せて呼びかけました。

 

 後半は、事故を防止し、安全運行をするためには、事業主や指導者が要(かなめ)であり、安全をドライバー任せにするのではなく、同乗指導やミーティング、車両清掃等を実施し、指導者の安全に対する真剣さを伝えることで、社内の安全風土が形成されることを訴えました。

 90分の講演会ではありましたが、最後まで熱心にメモを取られるなど、受講者の皆様の熱心な受講態度が印象的でした。また、セミナー終了後には今後の取組みについて社内、社外の方とお話される場面が見受けられました。

 

 今回の講演が、ご受講いただいた皆様の事業所での事故削減に寄与すれば幸いです。

 

 

【平成30年度 事業主・運行管理者事故防止セミナーデータ】

〈会社名〉

近畿交通共済組合 様

〈対象者〉

事業主の方や運行管理者

〈実施場所〉 

2018年7月12日(水) ホテルアウィーナ大阪

2018年9月12日(水) 新大阪ワシントンホテルプラザ

2018年9月20日(木) 岸和田グランドホテル

2018年11月6日(火) 草津エスペラントホテル

2018年11月16日(金) 新都ホテル(京都市)

〈受講者数〉

上記5会場で約600名様

〈実施時間〉

約90分