事故防止のパラドックス

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、事故防止のパラドックスです。


 事故は誰もが起こしたくありません。そのためには、適切な確認や、慎重な判断が大切となります。

 

 誰もが知っていいる当たり前のことです。しかし実際には、事故が起きています。

 

 私達は、発言と行動が合致しないときがあります。知っているから、必ず実践できるという保証は有りません。

 

 弊社の事故再発防止研修は、普段から知っていて実践している事故防止の方法を、何故省略し、事故に至ったのかを面談で掘り下げ一緒に考えさせて頂きます。

 

 急いでいた、疲れがたまっていたので面倒だった、早く帰りたかった等、何等かの理由が見えてきます。冷静に振り返れば、そのようなときこそ事故が起きやすく、注意しようと考えるべきタイミングで事故となる場合が殆どです。

 

 大丈夫だ、いつものように何とかなるだろうと考えたり感じたときが、事故の落とし穴かも知れません。

 

 希望を失いかけたときに、希望を言い聞かせたり、辛いときに明るく振る舞うことと同じように、急いでいるとき、疲れたとき事故防止を意識する必要があると考えます。

 

                                          (平野 勝寛)

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