新入社員教育について

 こんにちは、平野です。

 

 今回は、新入社員教育についてです。

 

 若者の車離れは、年々進んでいます。右折、車線変更、車庫入れ等が出来ないまま入社される方や、卒業間際に免許証を取得し運転経験が殆どないまま入社される方が増えています。

 

 社内の業務研修を終え、配属先で運転ができないことが発覚し、期待していた戦力とならず、業務予定が大幅に遅れるケースもありました。

 

 また、経験がないまま無理に運転を開始して事故となり、不要なコストや事故処理に時間を奪われることもあります。

 

 そのため、多くの企業様では、内定の段階から車の運転に慣れるように指示を出したり、下宿や寮生活の方に、自動車教習所でのトレーニングを実施されてるケースも増えています。

 

 運転は、ある程度訓練が必要です。知識だけの理解でなく、感覚的な把握が必要となるからです。感覚が不足していれば操作に精一杯となり、判断が追いつかず、急な操作や、行き当たりばったりの運転となります。

 

 過去には、見通しの良い片側2車線の直線路のバス停留所で、乗降客の乗り降りのため停止していた路線バスを避けることができずに追突したケースもありました。

 

 運転操作に不慣れな方や、運転経験が殆どない方の事故は、初歩的なうっかりミスではなく、運転行動そのものの経験や特徴の理解が不足しているために起きています。


 入社前に運転に慣れることや、運転できる環境にない方は、自動車教習所でのトレーニングが必要と考えます。

 

                                          (平野 勝寛)

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