失敗は成功のもと

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、「失敗は成功のもと」です。失敗をすれば、その原因を反省し方法や欠点を改めることで、その後の成功につながるという意味で使われています。

 

 失敗は成功の母と捉え、失敗を前向きに受け入れています。但し、自分が失敗をしたことを認め、反省し、改善しようとする前向きな姿勢・態度・余裕が必要です。また、どのようになりたいか、どうあるべきかについての把握も必要です。

 

 運転でも同じことがあてはまります。事故を起こさないために日々の運転を振り返り、その都度反省するべき点や今後も継続する点を把握することが大切です。自分の失敗を他人や自分を取り巻く環境、偶然性の問題等に転嫁することなく、冷静に考えることが必要です。

 

 運転での失敗は、ミラー調整を忘れて発進したり、ドア開閉時の確認を忘れたり等、具体的に挙げるときりがありません。しかし、このような些細と思えるような失敗が、そのときの状況や条件により、ヒヤリハット体験や事故を招いています。

 

 そのため、ヒヤリハット体験や事故を起こしたときは、誰でもが自分の失敗ではなく、偶発的に発生した良くない状況や条件に問題があったと無意識に考えて反省や改善をしないまま終えてしまう可能性があります。


 しかしこのように考えると、たまたま運が悪かったから事故になった、技量が優れていたので事故にはならずヒヤリハット体験でおさめることができたと考えがちとなり改善の機会を逃してしまうとになります。

 

 ですので失敗を活かし、改善し向上するには、自分の失敗に気づくことが大切となります。自分を信用することも大切で必要ですが、自分を突き放して冷静に見ることも同様に大切です。

 

 両方の視点を持ち必要に応じて使い分けたり、自分自身の行動や失敗について、積極的に上司や先輩に質問し意見やアドバイスを聞き、色々と行動を変え、その行動を振り返り、自分なりに修正し改善することを継続することが大切です。業務に伴う運転で取り返しのつかない失敗を起こさないために必要と考えます。

 

                                          (平野 勝寛)

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