グーグルマップの功罪

 こんにちは、野村です。

 

 皆さんは、グーグルマップを利用されますか?立体的で見やすく使い勝手がいいですね。

 

 このグーグルマップの「功罪と」して、新聞に奈良県立大の松岡氏の話が載っていました。

 

 グーグルマップの普及で、地図に触れ、外出する機会が増え、新たな世界が広がる可能性がある。空間を多様に認識することもできると利点を指摘しています。

 

 しかし、半面自分の見たいものしか見ない断片的で自己中心的な見方が強まっている。視野が狭まり全体を見渡す想像力が失われつつあるのではと、警告をしていました。

 

 ワタシは、これはグーグルマップだけのことでないと思います。先日、不確実な情報を流しているとの指摘を受けた企業の報道がありましたが、ネットそのものの功罪のような気がします。

 

 また、インターネットのニュースでは、自分の見たい記事だけつまんで見がちです。これは、表面的で一方的な見方の落とし穴にはまる危険性があるのではないでしょうか。

 

 未熟な一方的な見方でなく、想像力を働かせ、色々な視点から物を見て、自分の頭で考える。自己の認識が狭くないかを振り返りチェックする。そんな作業をする必要があると思います。

 

 便利な道具にも短所があります。クルマでも、その便利さの裏に潜む危険性に目を向けることを忘れてはいけないことです。自分の頭で考え、そして想像力を働かしてハンドルを握ることが大切です。

 

                                           (野村幸一)

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