正しい運転姿勢

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、正しい運転姿勢です。


 事故違反なく運転するには、安全確認が最も大切です。必要な情報を適切なタイミングと方法で収集し、得た情報から最も事故を起こしにくい判断を選択し実践することです。

 

 その一番最初の段階となる確認が不適切や不足していれば、その次の過程の判断や操作も間違ったものになってしまいます。

 

 適切な確認を行うためには、危険に対する知識が必要です。場所・場合に応じ、どのような事故を起こる可能性があるかを予測し、それに基づき確認の対象、順番、方法を把握した上で確認をすることが大切です。

 

 この時、背もたれの前後の位置が不適切であれば、必要で重要な情報を見落としてしまったり、発見が遅れたりする可能性があります。

 

 加えて、ブレーキやハンドル操作が間に合わなかったり正確に出来なかったりして事故となるかも知れません。速度計の一部が隠れて見えないまま走行し知らない間に速度超過違反となる場合もあります。

 

 正しい運転姿勢は事故防止の基本で、ポイントは以下です。
・椅子に深く座ります。腰とシートの間に隙間がないようにします
・前後位置の調整はブレーキペダルを奥までしっかりと踏み込めるようにします。このときひざが少し曲がる程度が適切です
・背もたれの角度は、カーブや右左折をする際上半身が左右前後に動くことなく操作できるようにします。また、メータも見えるように調整します。

 

 正しい運転姿勢は、疲れにくいというメリットもあります。話が逸れますが、夏場はエアコンのきいた車内と車外の温度差による疲労や、猛暑による体力の消耗、夜の寝苦しさによる睡眠不足等、夏場は疲れやすくなります。

 

 疲れがたまったとしても自分では気付きにくいため、疲れが溜まった状態での運転となりやすく、普段なら起こさないようなミスをするかも知れません。集中力も低下し、ボーッとした状態の運転となりやすく危険です。夏場こそ正しい運転姿勢を意識し事故防止を図りましょう。

 

                                          (平野 勝寛)

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