確認について-2

 こんにちは、平野です。

 

 前回に引き続き、確認をテーマとさせて頂きます。


 確認とは、事故を未然に防止するために、進路前方に接触するかも知れない他者(車)物の有無や、左右から接近してくる他者(車)の有無を探すことです。

 

 危険や事故となるかも知れない対象の有無や、それらについての情報を収集することが確認です。

 

 事故を未然に防ぐには、前方や左右の状況がどうであるかよりも、どのように捉えるかが大切です。

 

 つまり道路状況の捉え方は、人それぞれに違います。目の前の状況が同じでも、事故や危険が潜んでいると思って見た場合は、事故のきっかけとなるかも知れないものを見つけやすくなります。

 

 逆に、事故や危険は潜んでいないだろうと思ってみた場合は、事故のきっかけとなるようなものを見落としやすくなります。

 

 同じ道路状況でも、道路状況の捉え方に、個人差が生まれる理由としては、今までの運転経験により、蓄積されてきた運転に対する考え方や価値観に違いに違いがあるからです。危険を危険と感じ、未然に事故を防止する行動が取ることができる方とそうでない方との違いもこの点にあります。

 

 事故を防止するには、自分自身の価値観をどのように管理、コントロールするかが大切になります。繰り返しますが、事実をありのままに捉えることよりも、どのように捉え、感じるかということの方が大切であり、この点を管理することが大切なのです。

 

 自分自身の道路状況の捉え方は、本当に事故防止を目的とした捉え方なのかどうかを冷静に問いかけることや、どのような捉え方をするべきかを選択したり、修正することが大切です。

 

 日々の運転の中で、自分自身の道路状況の捉え方は、積極的に事故を未然に防止するものとなっているかどうか自問自答する習慣をつくり、柔軟に修正することが大切と考えます。


 皆さまの道路状況の捉え方は、如何でしょうか?

                                          (平野 勝寛)

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