危険予測 -相手に期待しない-2

 こんにちは、野村です。前回の続きです。

 

 奥さんが「早く帰ってきて。」と言いました。でも案の定、ご主人は帰ってきません。

 

 そこで、奥さんが8時に、ご主人の携帯に電話をしました。

 

 すると「今忙しい」という返事をされました。9時の電話には「もう少し遊ぶ」と、10時にはとうとう留守電になりました。

 

 奥さんは、イライラして待っています。そして、優しい奥さんが鬼嫁に変わっていきます。

 

 結局、ご主人は11時半に帰ってきました。奥さんは怒り心頭です。(ただ、ご主人には悪びれた様子は微塵もありません。このギャップ、面白かったです。)


 でも、不思議だと思いませんか? 普段朝帰りにも腹をたてないのに、11時半の帰宅で怒りまくるとは。


 この番組を見てワタシは思いました。イライラは期待をするから生じるのだと。

 

 期待するとは、人の可能性を信じることです。期待することは他者にとっても自分にとっても好ましいことだと思います。ただイライラを呼ぶという面があります。

 

 なので、自分の思い通りにならないと考えるのが精神衛生上いいのかもしれません。相手に期待しすぎてはいけないですね。

 

 さて、交通の場。どのような状態、考え方であるか分からない他者との共存の場です。相手に期待して行動すると危険なこととなります。交差点や合流で、相手は飛び出してこないだろう、止まるだろうと考えていると危険です。

 

 相手に期待しない、思い通りにならないという態度、止まらないのでは、飛び出してくるのでは、そんな危険予測をするのが賢明です。

 

 ヘラヘラとTVを見ながら、自分の思い通りにならないと考えるのが得策だなと思いました。でも、相手に期待される人、期待される運転をする人になるべきですね。
                                           (野村幸一)

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