だろう運転 ‐ 心の視野を広げる

 こんにちは、野村です。

 

 土曜、日曜日と大阪は秋晴れ。ワタシの家の周りでは、だんじり祭りが多くありました。

 

 爽やかな空の下「ソーリャ、ソーリャ」と元気な声やテンポのよい太鼓の音が聞こえていました。

 

 お祭りは心を高揚させ、楽しい気分にさせてくれます。

  

 中学生の頃に住んでいた地域には、ふとん太鼓があり、街や神社を練り歩く姿は勇壮でした。たくさんの人出で、ワタシは遠くに住んでいた従弟に、それがまるで日本三大祭りのように、高揚した口調で話したものです。

 

 でも、今考えると少し恥ずかしいのです。何故なら、確かに人出は多かったのですが、それは大阪の中でさえも、際立って有名といえるほどの祭りではなかったからです。

 

 自分の知っていること、体験したことを絶対視し、すごいことであると勘違いしていたのです。幼さ、視野の狭さとはこのようなことを言うのではないでしょうか。

 

 もっと人出の多い祭りがあるのではないかな? 有名な祭りだと思っているがそれは本当かな? そんな風に、自分が思っていることが本当に正しいか、間違っているのではないかと、疑問を持って考えてみることが大切な気がします。

 

 運転においても、今まで大丈夫だったから事故など起こさないと考えるのは、経験に頼りすぎた視野の狭い思考だといえます。

 

 だろう運転とはそんな視野の狭い態度です。思い込みや信念は誤りを生じやすいです。心の視野を広げることで安全を確保しましょう。

                                           (野村幸一)

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