鉄は熱いうちに打て

 こんにちは、野村です。

 

 休日に、イベントで包丁作りを見学しました。厚めのかまぼこ板状の鉄を、ハンマーのようなもので二人の職人さんが叩いて形を整えていました。

 

 二人が餅つきのように交互に叩くので、音がずれます。トンチンカン、トンチンカンと。これがよくいう、「トンチンカン」の由来だそうです。

 

 それにしても不思議ですよね。固い鉄の塊を人の力で伸ばせるのですから。真っ赤に熱した鉄の温度は約1100度。熱せられた鉄は柔らかく、どのような形にも変えやすいそうです。
 

 熱く柔らかいうちは形を変えられますが、冷めて固くなると形が整わなくなります。鉄は熱いうちに打ての例えは、見たまま言葉のままではありますが、若くやる気のあるうちに鍛えるべきということ、時期をはずすなということを的確に伝えています。

 

 どの企業様も新入社員に、社会人としての考え方やマナー、企業の行動指針等を教育します。と同時に、企業ドライバーとしてどのように考え、どのように行動すべきかといった知識や心構えを教えることは、とても大切なことです。

 なぜなら、業務や運転に慣れてしまい、運転に対する考え方や行動が、自分勝手で不安全なものに固まってしまってからでは、矯正をするのが難しくなるからです。

 

 弊社では、新入社員に対する安全講義適性テストも実施させて頂いております。鉄は熱いうちに打てです。事故のリスクを軽減するためにも、是非ご導入をご検討下さい。

 (野村幸一)

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