こんにちは、高林です。
最近、車を運転していると介護施設の送迎や、デイサービスの送迎など介護関係の車をよく見ます。そのほとんどが、車にネームをつけていますので、すぐに福祉介護関係の車とわかります。
SSD研究所は、国土交通省認定講習の福祉有償運送協力者講習を毎月定期的に開催しています。講習会でも多くの方に参加して頂いています。
それだけ送迎の件数もかなり増えているのだと思います。しかしながら、送迎件数が増えると交通事故にあう危険性も高くなっているといえます。
先日も、広島県で介護施設の車が、高齢者の送迎時に事故を起こしました。介護施設で介護を受けられたあと、帰宅する途中だったということです。
事故現場は、中央線はありませんが、見通しのよい緩やかな左カーブであったようです。しかし、乗っていたワゴン車が道路脇の木に衝突し、死亡者が出て、他の同乗者も重体など大きなけがをされました。
なぜ、事故を起こしてしまったのでしょうか?警察では事故原因を調べているとのことですが、この事故の真相を、もう少し追ってみたいと思います。
運転されていた職員の方は、高齢者の方の送迎をしているということで、慎重に運転されていたと考えます。それ程速度も出していなかったと推測もします。では何が起きたのでしょうか?
車内で何か起きたのでしょうか?それとも、何かを避けようとして、ハンドル操作を誤ったのでしょうか?このような送迎のときだけでなく、運転するときは何があるか本当にわかりません。
とっさのときや不測の事態に落ちったときに、落ち着いて運転すること、冷静に対処することです。簡単なことのようですが、これがしっかりとできないものです。
車を運転するときは、このような危険を大きくもっているということを理解して運転にあたってほしいと思います。
(高林一夫)
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