事故を避けるために

 こんにちは、野村です。

 

 神戸市立博物館へ「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」を観に行ってきました。

 

 ルノワールの肖像画が素敵なこの美術展は好評で、先日入場者数が10万人を突破したそうです。

 

 10万人目になった人は驚いたはずです。チケットを購入し、入り口で半券にしてもらうときに、おめでとうございます、と突然言われるのですから。

 

 逆に、その一人前や次のひとは残念でしょうね。あーあのとき、前の人を追い越してチケット売り場に並んでいたら、千円札でなく100円玉で払って入れば、お釣りをもらう時間がなく先に行けたのに、などと思ったりするのでしょうか。

 

 ちょっとしたタイミングで、ラッキーを得たり逃したり。交通事故もそうです。1秒の違いで、結果が大きく違ってくることがあります。


 例えば、不用意に一時停止場所で停止せずに進行したとしても、交差道路から車が来ていなければ事故になりませんし、逆にちょうど相手が来ていれば出合頭事故になります。

 

 相手の行動はコントロール出来ません。事故を起こさないためには、相手に頼らず運に頼らず、タイミングが悪くても事故を回避できるよう、自分自身をコントロールすることが大切です。


 素晴らしい絵を観たり、楽しいことをしたりするためにも、事故は積極的に避けたいものです。

 

(野村幸一)

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