最近のクルマ事情-1

 先日の休日に自動車販売店を数軒回り、色々な車を見たり、試乗したりしてきました。マイカーが、新車で購入してから14年ほど経ち、そろそろ買い替えを考えていいかなと思っていました。

 私は、久々に車を買い替えるので、運転して楽しい車を探しました。普段は、あまり車を運転しませんので、積極的に運転したいと思うような車です。

 でも家族は、息子が運転免許をやっと取得したので、もっと安全で、運転しやすい車があればと言いました。また、買い物にも、よく使うので、荷物を多く載せることもできたらいいなという意見もあり、家族のそれぞれが、たくさんのイメージを抱きながら見てきました。

 お店に行って、少し驚きました。十年一昔と言いますが、売れている車種が全然違うのです(私だけが知らなかったかもしれません)。

 以前は、セダンタイプの車が多くありました。また、走行性能の高い車も多く見かけました。ところが、そういったタイプが少なくなり、コンパクトな車や人が多く乗れる車が主流でした。当たり前ですが、エコな車も多くありました。

 コンパクトな車は、燃費が良いとか、取り回しが楽とか、また誰でも運転がしやすいとかの理由で多いのではないでしょうか。また、人が多く乗れるのは、家族や多くの方と行動する機会が多いからでしょうか。

 SSD研究所での運転研修を実施させて頂き、新入社員の方と話す機会は多くあります。ほとんどの方は、車への興味が少なく、運転もされていない方が多いです。このような方が沢山おられますから、車の好みや要望も影響しているのかなと思いました。

 色々と車を見ている中で、各メーカーの車は、高度な技術が搭載されているようで、非常にいい車です。でも、私が欲しいと感じるものが少なかったです。私自身の感覚や好みが古臭いだけなのでしょうか(これは、運転して楽しそうな車だというものはあります。しかし、それはかなり高額で、手が出ません・・・)。

 昔は、手ごろな値段で、楽しそうな車があったのになあと、懐かしむというか、ちょっと残念というか、そんな気持ちになりました。(次回につづく)

(高林一夫)

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