桜の季節

 こんにちは、高林です。

 4月に入り、やわらかな日差しで、少しずつ気持ちの良い日が多くなりました。外出すると、あちらこちらで桜が咲き、満開になっているところをよく見ます。ほんとうにきれいです。

 桜は多くの方が好きな花に上げると思います。私も桜が好きです。この桜を見ますと、月並みですが、あらたな生活の始まりをイメージします。

 今から数十年前、大学を卒業し、ある会社に入りました。その会社は、やや古風なところがあり、新入社員全員が、会社の敷地内にある満開の桜の木の下で、写真撮影をする慣例がありました。かなり前のことですが、そのときの入社式の様子を今でもよく覚えています。

 私は、桜を見るたびに、新入社員だったころの自分自身を思い出します。とても人には言えませんが、非常に恥ずかしい行動をとっていたと思います。あの頃の自分と変わっているのだろうかと考えたりします。

 ですから、数年前の自分自身とまた、昨年と今を比べてみます。今の自分自身の、どこが、どのように、どう変わったかを見直す機会にしています。

 振り返ると反省することが多くあります。研修の内容や進め方はもちろん、業務やプライベートなことまであります。たとえば、研修時に受講者に接したとき、その方の話をよく聞いたか、問題点を指摘し納得して頂けたかを反省します。

 SSD研究所では、春になると新入社員の方の運転研修を、各地の自動車教習所で実施させていただいております。その新入社員の方には、入社直後の様子、研修中、1年度、3年後と接する機会があります。

 周囲から見ると、対応や態度などは、すばらしく変化しています。当たり前のことだと思います。しかし、運転も同様です。しかし、操作に慣れてきていますが、経験を積まれたことによる油断や思い込みがあり、危険な運転に変わっているケースが多いと感じます。運転も業務と同じように見直して欲しいと思います。

(高林一夫)

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