119番110番は、落ち着いて

 こんにちは、高林です。


 先日、自宅の近くで火事が起きました。数軒延焼しましたが、自宅の4軒ぐらい手前で火事はおさまりました。消防の方が懸命に消火活動をされて、被害は小さくて済みました。火事を発見された方が、早く消防署に電話をされたのだと思います。内心は、延焼しないかと、少しどきどきしました。

 ところで、緊急電話をされたことはあるでしょうか?これがなかなか焦ったり、慌てたりすると上手くできないものです。当たり前ですが、消防や救急車のときや、交通事故でけが人がいるときは、119番ですね。警察は110番です。どちらもあまりかけたくないところです。

 私は、過去に数回、119番、110番にかけています。これが、なかなかうまく話せなかった思い出があります。学生のころ、眠っているとき、自室の扇風機が燃えました。それに気づくのが遅れてしまい、家を焼くことはありませんでしたが、自室を焼いてしまったことがあります。そのとき、119番で消防車を呼びました。でも、自宅の住所を上手く言えなかった記憶があります。

 交通事故のときも同じです。気持ちが動揺します。あってはなりませんが、加害者となってしまい、けが人が血を流しているときなどは、かなり慌てるのではないでしょうか?
 自動車教習所での学科教習の際に、緊急自動車を呼ぶときは、協力者にしてもらった方がいいと教えていたと思います。

 

 また、企業様でも、事故時の対応をマニュアル化し、事故が発生した際、流れを細かく記載し、車に常備しているところがあります。
 事故を起こすと誰でも慌てますので、このようなマニュアルを用意し、万が一に備えることは、大変良いことです。ドライバーの責任を果たすためには必要です。でも、企業ドライバーの中には、事故を起こすことに慣れて、事故後にはテキパキと対応したことを自慢する方が、たまにおられます。これは困ったものです。

 最も良い方法は、事故を起こさないことです。これも当たり前です。落ち着いて事故時の対応をしたことを自慢するより、長く無事故であることを自慢してほしいといつも感じます。

 

(高林一夫)

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