初めてのぎっくり腰

 朝晩の気温が下がってきましたね。気温が下がると、筋肉がこわばり、怪我や関節の痛みを起こしやすいです。
 わたしは、筋肉痛ではなく、ぎっくり腰になったことがあります。

 以前のことなのですが、友人と公園で草サッカーをしていてボールを蹴った瞬間に、「ギク!」と腰に痛みを感じました。「イタタタ!」と思い、そこで遊ぶのを止めたまではよかったのですが、そのあとの処置が失敗でした。

 症状がぎっくり腰とはつゆ知らず、これは筋を伸ばさないといけないと、念入りに体操をし、そのまま熱い風呂に入り、これでもかと体を温めました。
 素人判断の極みですね。ギックリ腰の対処である安静、冷却の正反対をしてしまいました。

 体は正直です。翌朝、恐ろしいほどの腰の痛みがわたしを襲いました。まあー痛いこと、痛いこと。でも、お客様とのアポイントがあったので、電車の揺れを痛む腰に感じながら、冬なのに汗(脂汗)をかきつつ、必死の思いで出社しました。

また間が悪く、そのお客様の会社が駅から遠いのです。到着するのに時間が掛かるだろうと、会社に着いてすぐに出発しました。
 わたしは、人ごみのなかを、狂言師のようにすり足で、10センチずつ足を交互に出しながら歩きました。

 基本実技コースなどで、運転姿勢について説明することがあります。座席に浅く座っていたり、背もたれを倒しすぎたりしていると腰を痛めやすいと。
 腰を痛めると本当につらいです。腰を守るため、正しい姿勢で運転されることをお勧めします。ひどい目に会う前に、一度ご自身の運転姿勢をチェックしてみてください。

(野村幸一)

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