![運転適性診断テスト](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/se298fe4f71d0698e/image/i5b058e40f88a5efc/version/1347588375/%E9%81%8B%E8%BB%A2%E9%81%A9%E6%80%A7%E8%A8%BA%E6%96%AD%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88.jpg)
野村です。
弊社には、SDテストという運転適性テストがあります。性格特性のうち、運転に影響を与える項目について診断をするペーパーテストです。
受診後、ご本人へ診断結果をお渡しすると、「うわー、当たっている」とか、「これは、当たっていない」とかいう声があがります。ちなみに、「当たっていない」と言うのは、たいてい結果が悪い人です。
先日も結果を見て、「ここには、感情的と書いてあるがそんなことはない!」と感情的になっている人がいました。
運転適性テストとは、性格テストではありません。事故を起こしやすいか否か、運転上の注意すべき点は何かを測るテストです。
したがって、診断結果が性格面のすべてをあらわしていると捉えて「当たっている」、「当たっていない」と思うのは、厳密には間違っています。
また、性格は変わりませんが、運転適性は変わると我々は考えています。変わる(変える)ためには、まず現状を知ることです。
運転適性テストにより、ご自身の特徴やウィークポイントを知ったり、自覚したりしていただきたいのです。
運転適性テストは、受診しただけで安全度が上がるわけではありません。診断結果を見ただけで、危険度が下がることはありません。
診断結果をもとに、ご自身で振り返りを行ったり、他の方と話し合ったりすることが必要です。運転適性テストは、結果を活用していただいてこそ意味があるのです。
(野村幸一)