あごがはずれました

 あごがはずれました。父のあごが夜中に突然はずれたのです。慌てて救急車を呼びました。
 救急車は5~6分で到着し、父はストレッチャーで運ばれました。母と私も救急車に乗り込みました。

 ところが、ドクターが不在ばかりで、受け入れてくれる病院が見つかりません。あごの場合、口腔外科と特別なものになるとのことです。

 家の前で、赤いライトをクルクル回しながら、救急車はとまったままです。
 救急隊員のうち、一人の方は父の血圧などを測りながら、声をかけて励ましてくれています。あとの二人の方は、あちらこちらに電話をして、搬送先を探してくれています。

 そうこうしているうちに、30分が経過しました。どうなるんだろう、と不安になっていたところに、本部から連絡があり、受け入れてもらえるところが見つかりました。救急病院ではなく、近くの歯科医院でした。
 真夜中にも関わらず、ドクターが起きてきてくれ、処置をしてくれました。無事にあごははまりました。

 健康でいられるというのは、当たり前のように思いがちですが、とても有難いものです。そのことは、普段は意識にのぼってこないけれど、怪我や病気になると思い出します。

 安全も、事故が起きてからその大事さに気づきます。
 救急隊員の方や、処置をしてくださったドクターに感謝しながら、そんなことを思っていました。

(野村幸一)

 

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