違法行為の容疑で所長が逮捕

 こんにちは、野村です。

 

 先日、警視庁は貨物運送業の会社の営業所長ら2名を道路運送法違反(無許可旅客運送事業)の疑いで逮捕したことを発表しました。

 

 法人として会社も同容疑で書類送検しました。

 

 営業所を所轄する支店長なども同法違反幇助の疑いで、運転手7人を同法違反や道路交通法の疑いで書類送検をしました。

 

 同社は有償で荷物を運ぶ事業として国土交通省に届け、車はいわゆる黒ナンバーです。人を有償で運ぶ許可を得ていないに、荷物とともに依頼者も乗せて、2019年ごろから約1億円を売り上げていました。

 

 営業所の利益、成績を落としたくない、得意先の要望にこたえたかった、違法ではないと思っていたと、逮捕された容疑者らは話しているとのことです。

 

 その後、所長ら2人は釈放されましたが、警視庁は任意で捜査を続けるとのことです。

 

 企業には法規を守り、社員に安全運転をさせる義務があります。これを怠り、ルールを無視した利益の追求や効率化には厳しいペナルティーが課せされます。

(野村幸一)

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