
こんにちは、平野です。
今回のテーマは“信号機の老朽化”です。
全国の信号機の約24%(5万基)が、更新基準を超えていることが警察庁への取材で分かりました。
警察庁は、信号灯器の赤、青、黄色などの表示を切り替える信号制御器の更新基準を19年とし、これを超えた場合は老朽化と判断しています。
老朽化率は年々上昇し、2020年度に24.5%になって以降、24%第で推移しています。
信号機は、設置後17~20年にかけて故障率が上がり、赤を青の「同時点灯」や信号灯が消える「滅灯」が起きる危険が生じます。
2023年度に発生した信号障害は8383件で、うち473件は制御器が19年を超えていました。
信号柱や標識についても老朽化を原因とする倒壊、傾斜事案が毎年のおうに発生しています。また、横断歩道は標示の摩耗が懸案されています。皆様ご注意下さい。
(野村幸一)