バック時の基本

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、“バック時の基本”についてです。

 

 先日、あるコンサートホールでバック事故を見ました。楽器搬入口へバックするトラックが左後部を壁に接触させた事故です。

 

 ドライバーの方が言うには、このままバックしてもぶつかる物はないと思い込んだ。右後ろを見たままバックしたので、左後ろの危険に気気付くことができなかった、と言っておられました。

 

 上記を踏まえた再発防止は、以下の行動が必要です。

 

・バックをする前に周囲を広く見て、どの位置から、どう動かせば良いかを把握する

・バック中、障害物を早くから見て、障害物との間隔とその変化を把握する

・バック中は、歩くより遅い速度で後退をする

 

 適切な情報収集と、危険に気付いてすぐに停止できる速度とブレーキの構えが大切です。

 

 自分の都合の良いように物事を見て、判断しようとします。この落とし穴に陥らないための自己管理が大切です。皆様、ご注意下さい。

 

                                          (平野 勝寛)                                                  

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