当社では約15年にわたり、新卒MRや、事故多発者研修でお世話になっております。とくに、SSD研究所様の次の2つの考え方に賛同し、長らく研修をお願いしております。

　一つ目は、単にドライバーの運転技術を向上させるのではなく、「当てない運転が良い運転」という考え方で指導を行われている点です。

　運転技術が優れていても、ドライバーの慢心により事故は起きますし、逆に運転が未熟であっても、無理をしないことにより、事故につながらない場合もあります。言い換えれば、運転の上手・下手ではなく、いかにリスクを回避するような運転をするか、を指導されています。

　二つ目は、ウィークポイントを指摘・矯正するのではなく、ドライバー本人に気づかせ、納得させる、という点です。ドライバーが指導に対して反発的になってしまうと、結局何も身につかずに研修が終わることになってしまいますが、インストラクターの方が、ドライバーと一緒に見るべき方向に目線をそろえ、上からではなく、「隣から目線」でウィークポイントをきちんと納得させる手法をとられており、結果として、指導いただいたポイントが、ドライバーのマインドに長く定着することになっています。

　今後とも、当社の事故削減活動にお力添えのほど、よろしくお願い致します。

 ・ノボ ノルディスク ファーマ株式会社　人事総務本部 ビジネスサポート部

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　壽山純一様　高橋かおる様