青信号の意味

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、”青信号の意味”についてです。

 

 先日、所用で大阪市内に出かけたときのことです。辺りは、たくさんの人と車で賑わっていました。

 

 商業施設の駐車場付近では、ガードマンが歩行者やドライバーの誘導をしています。駐車場に入るには大きな信号交差点を通過してから左折で入ります。

 

 直進、左・右折、各方向から多くの車両が駐車場方面に集中しています。そのため駐車場の入口から交差点まで長い渋滞ができていました。

 

 横断歩道で信号待ちをしていると、直進車に進路をふさがれた右折車が猛烈な勢いでクラクションを鳴らしていました。駐車場に向かって青信号で交差点に進入した直進車が渋滞で動けなくなったまま赤信号に変わってしまったからです。

 

 交通法令での青信号の意味は、「進め」ではありません。歩行者や他の車などの状況がよければ「進んでもよい」という意味です。進入前に左右の安全確認が必要です。

 

 また、今回のように前方の交通が混雑していて交差点内で動けなくなりそうなときは、たとえ青信号でも交差点に進入してはいけないと定められています。これを無視して進入すると違反行為となります。

 

 交差点内で動けなくなった直進車は、右折しようとする車両を妨害したことで更に渋滞を酷くさせ周囲の車両をイライラさせました。イライラさせられたドライバーはその感情を露骨にクラクションにぶつけました。

 

 お互いに相手の立場に立つ余裕をなくしていたことが少し残念です。

 

                                          (平野 勝寛)

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