運転の自己評価について

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは”運転の自己評価”についてです。

 

 運転経験を積むことで、操作に慣れ習熟度が向上し、円滑で正確な運転操作ができるようになります。

 

 それだけでなく、今までの運転で経験したことを中心に、安全に対する考え方や、交通法規の順守の必要性についての理解度、年齢等から、自分自身の運転スタイルが形成されます。

 

 個々の運転スタイルは確認、判断、操作に影響を与えたり、その基準となったりします。

 

 企業研修では、この分かりにくい内面的な部分と、観察した運転行動の関連性を考えながら行うことで正しく課題を見つけることができます。

 

 私を含め、事故を起さないための注意点や課題は誰にでもあると考えます。しかし自己評価の高い方がときおりおられます。自分の運転能力を実際より、上手だと過信しているということです。

 

 それが危険の軽視や技量以上の無理な運転となりがちです。しかもそのことに気付くことができないまま、「自分の運転が上手である」なので「事故は起こさないだろう」との自己評価となりがちです。

 

 運転経験は必要で大切です。しかし、経験により獲得したスキルやスタイルは、どのような時にどの程度、事故御防止に有利又は、不利に働くか客観的に把握すること(これもスキルです)が大切です。

 

(平野 勝寛)

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