ふたつの怒り

 こんにちは、野村です。

 

 バンクシー展に行ってきました。

 

 今、世界で最も有名な芸術家と言われているバンクシー。展覧会もスタイリッシュです。そして何よりメッセージ性は強烈です。

 

  バンクシーの人柄について、インタビューをしたことがあるライターの鈴木沓子さんがこう語っていました。

 

 「想像以上に怒れる人というイメージ。社会に対する不正義や理不尽な状況に関しての憤りを強い気持ちで持っていた。」と。

 

 ところで怒りについて、何かの本で「怒りにはふたつある。」と読んだことがあります。ひとつは「公憤」、もうひとつは「私憤」です。

 

 私憤とは個人的なことでの怒り、公憤とは社会的なことに対する怒りです。ちなみに私憤は一般的に長続きせず、公憤は(時間でなく期間で)長続きするようです。

 

 運転をしていると感情を乱されることがあります。怒りの気持ちを持ってそれを運転行動にあらわしてしまうと事故を起こします。

 

 イラッとしたら、これは些細な私憤だと思い冷静さを取り戻すのはどうでしょうか。今年も安全運転をお願いします。

 

                                           (野村幸一)

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